陸上競技部の活動
陸上競技部 新人戦報告
西部地区予選は、一人ひとりが全力を出したものの、あと一歩で県大会の出場権を逃す種目が続出という悔しい結果に。そんな中、男子の3000m障害では2年生の山口里士が見事優勝!西部地区チャンピオンとなりました。また、1年生の磯野然が、同じく3000m障害で4位入賞と躍進しました。近年の志木高は、男子の中・長距離種目で複数の西部地区チャンピオンを輩出しており、山口もそれに続いた形になります。
10日後に行われた県大会。今年はリレーと3000m障害の出場となり、昨年に引き続いての関東新人を狙いましたが、力及ばず。いずれも予選落ちとなり、残念な結果となりました。
2年生の代として迎える初めての公式戦で、大きな反省点を残して終わった今回の大会。様々な部分で考えなければならないことがたくさんあります。
これで、2018年のトラック&フィールドのシーズンはほぼ終了です。来春に向けて、これから厳しい冬季トレーニングが始まります。きちんと今シーズンの反省をし、来年こそは捲土重来を期してほしいと思います。
陸上競技部 夏季校内合宿を実施しました
8/10(金)~8/12(日)の2泊3日の日程で、夏季校内合宿を実施しました。今年のテーマは“考えるな、感じろ!”(byブルース・リー)です。アタマで考えて動いているようでは本物ではない、身体で「感じる」ように動くことが運動では肝要なのだ、という教えです。そのためには厳しい修行を課し、考える余裕を無くし、感覚だけしか残らない境地を経験しましょう、ということです。
初日の最初の練習からMAXハードな練習を組み、雨にも負けず、猛暑にも負けず、3日間走り切りました。2日目と3日目には志木中学校とも合同練習を行い、交流を深めました。中学生のひたむきさ、素直さに、高校生も心が洗われたようでした。
そして最終日は、全員で恒例のエンドレスリレー。150mを全力で3本走るのですが、男子は余力があるとみて追加のもう1本。全てを出し切りました。
今年の合宿は大きなケガもなく消化し、新人戦に向けての土台ができました。何人かは大きな成長を感じることができ、新人戦で勝負できる予感がします。また、マネージャーの4人が気を利かせ、それぞれが自分の役割を考えて行動することができるようになってきたことも、チームとしては大きな財産です。手伝いに来てくれたOB・OGの皆さんもありがとうございました。
今後は、9月の新人戦に向けて心と体を仕上げていくことになります。文化祭等で忙しくなってきますが、今後の練習も頑張っていきます。
3年生 引退式を行いました。
7/14(土)・15(日)の2日間に渡り、川越市陸上競技場にて国体西部地区予選が行われました。この大会では1年生ルーキーが輝きを見せたり、2年生は新人戦での県大会出場を予感させるなど、秋のシーズンに向けての試金石となる試合でした。また、この大会をもって3年生は引退し、それぞれの進路に向かって新たな勝負をしていくことになります。
国体予選を終えた7/16(月)、学校において引退式を行いました。3年生の代は、部員が9名と比較的少なく、中でも女子部員は3名と少数で、何かと気苦労も多かったと思います。しかし少数だからこそみんなで支え合い、9名のうち5名が県大会出場を経験し、2名が関東大会に進出するという結果を残すことができました。
これで部活動は一旦区切りとなりますが、卒業までは陸上競技部員であることには変わりません。培ったパワーと持久力で、それぞれの進路実現に向けて邁進してくれることを期待しています。
3年生、今までお世話になりました。たまには後輩達を叱咤激励しに来てください!
関東高等学校陸上競技大会 結果報告
5月の埼玉県大会を勝ち抜いて迎えた先日、群馬県敷島市にある「正田醤油スタジアム」にて、本校3年生の味田海斗(みた かいと)が関東高等学校陸上競技大会に出場しました。種目は、800mと1500mの2種目です。
6/15(金)、最初の種目である1500m予選に出場し、自己ベストから10秒遅れての4分10秒で最下位。全く本来の走りができず、本人の落ち込みも大きく、残念な結果となりました。
間に1日置いて迎えた6/17(日)は、本職の800mです。インターハイを目指して本気で取り組んできた種目ですから、何とか気持ちを持ち直して迎えました。1500mに比べれば調子は上がっていましたが関東の壁は厚く、1分57秒で予選落ちに終わりました。
今回の関東大会は、大きな大会で力を発揮することがいかに難しいかを痛感する大会でした。トレーニング計画の見直しや、トレーニング内容の根本的な見直しが必要だとも感じました。
ここまで必死に練習を積んできた味田君は、サッカー部から転部してから1年と少しでここまで成長したことに大きな可能性を感じる選手です。今後も陸上競技を続けて、強い選手になってほしいと思います。
付き添いとして応援に行った部員諸君、当日駆けつけた残りの部員諸君もお疲れ様でした!
学校総合体育大会西部地区予選会・埼玉県大会(インターハイ予選)
①西部地区予選(4/20~22) 川越市陸上競技場
インターハイへの道のりは1発勝負。どんなに記録が良くとも、アクシデントがあったり失敗をしてしまったらそこで終了です。険しい道のりですが、どんなレベルの選手でもここから始まるのです。
県大会は各種目上位12人が出場できますが、その切符をかけて連日熱戦が繰り広げられました。
3年生はこの大会を最大の目標にして日々厳しい練習を乗り越えてきました。その総決算です。
以下、県大会出場選手です。
女子
◎400m 徳宮実佑 1.01.94 5位入賞 県大会出場
◎800m 徳宮実佑 2.26.5 県大会出場
◎4×100mリレー 51.37 県大会出場
◎4×400mリレー 4.24.23 県大会出場
男子
◎800m 味田海斗 1.56.03 2位入賞
◎1500m 味田海斗 4.03.67 5位入賞
◎3000m障害 味田海斗 9.55.34 5位入賞
◎3000m障害 山口里士 10.13.85 県大会出場
◎走り幅跳 田名邊時生 6m68cm 5位入賞
◎棒高跳 佐藤匠悟 3m90cm 優勝
◎男子4×100mリレー 44.48 県大会出場
◎男子4×400mリレー 3.33.60 県大会出場
②埼玉県大会(5/11~14)熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
いよいよ迎えた県大会。関東大会へは各種目上位6名までが出場できます。
選手達は出られなかった人の思いも背負って競技に臨みました。暑かったり寒かったり雨が降ったり…不安定なコンディションで調整が大変でしたが、チームメートの支えもあり、3年生の味田海斗が見事に2種目で関東大会出場を決めました!
味田の話を少しします。彼は試合前、調子の良くない時は口数が多く、様々な不安を口にします。内容はレース展開であったりフォームの事だったりさまざまです。今回はどうかなと思って「調子はどうだ?」と声をかけました。そうしたら「やるべきことをやるだけなんで大丈夫です」という答えが返ってきました。それを聞いてよし、これは大丈夫と確信し、余計な事は言わず、見守るだけにしました。結果としてスローペースのレース展開にうまく対応し、2種目で関東大会を決めました。
関東大会は6/15(金)~6/18(日)に群馬県前橋市「正田醤油スタジアム」にて行われます。志木高としては2年連続の関東大会進出です。このままの勢いで、2年連続のインターハイ進出を決めたいところです。ぜひとも応援よろしくお願い致します!
男子
◎800m 味田海斗 1.58.70 4位入賞 関東大会出場!
◎1500m 味田海斗 4.08.18 4位入賞 関東大会出場!
◎棒高跳び 佐藤匠悟 4m00cm 7位入賞
田名邊時生(3年)走幅跳
佐藤匠悟(3年)棒高跳
味田海斗(3年)800m・1500m